ブダペスト旅行

5泊6日のクロアチアハンガリー旅行にいってきたんだけど、写真をびっくりするくらい撮ってないことに気付いた。ちゃんと一眼カメラとアイフォンを携えて万全装備だったのに、結果的にというか終わってみたら20枚も残ってなかった。たぶんでも大丈夫で、そのとき切り取れなくてだんだん記憶から溶けてなくなっても、また来て見て思い出せばいいみたいな気持ちの持ち方ができるようになった。それから、隣の彼を置いてけぼりにしてカメラを構えることの凶暴さはいつも思う。 

 

写真を撮っても撮らなくても思い出はきちんと残るもので、ブダペストでは動物園に行った日は最高だった。 天気が良くて生理前でなければだいたいのことは最高になるんだけど、その日は特別に最高な日だった。箱をかぶって歩くオラウータンを眺めたり、タイヤで遊ぶ大きなゾウに興奮したり、舌でイチャイチャしてる白クマを見て教育に良くないとニヤニヤしたり、人がいない大きな動物園はぜんぶよかった。歩き疲れて昼ごはんを食べて、また歩いて、疲れたねってカフェに入るタイミングも見透かしてたのかと思うほどよかった。厚手で濃い赤色のカーテンをくぐる入り口も店員さんの登場もホットチョコのあったかさも細長いオシャレカップもナイスアシスト賞。

 

月曜の朝に動物園にいくなんて村上春樹カンガルー日和みたいだと思ったこともちゃんと覚えている。旅行者だって月曜に動物園にでかけられるんだなとふと国語の授業を思い出して、ハルキムラカミを知ってるかクロアチア人に訊いたらもちろんって返ってきた。クロアチアでハルキムラカミをもちろん知っていることに少し驚いて、まあ21世紀だしそんな驚くことでもないけど、そしてクロアチアのことで当たり前に日本人が知っていることなんてないんじゃないかと思った。わたしは21歳の冬までクロアチアを全然知らなかったし、友達との会話や日常に出てくることもなかった。

 

旅行のお供に選んだのはこれまた村上春樹ノルウェイの森(下)で、上巻は成田空港に置き忘れたので仕方なく下巻を繰り返し読んでいる。それでもそのとき考えていることや体調によって、ひっかかる部分が違って、今回はワタナベ君が緑にしてあげてる感とウルグアイだった。前者はいつかちゃんと言葉にするとして置いといて、ウルグアイ、緑はウルグアイに行きたがってた。5文字のカタカナの良さに惹かれてわたしはクロアチアを選んだとしたら、それも無意識に、おもしろいなあと思った。

 

長時間じっと座っていられないからバスも船も飛行機も嫌いだけど、それでも旅行に出かけたいと駆り立てるのはメモが格段に増えるからで、帰ってきたらやることにジム入会 髪を切る ムースをつくる 荒削り唐辛子を買ってペペロンチーノをつくる と書いてあった。

 

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