味噌の熟成に自分を重ねて

クロアチアに引越してすぐに仕込んだ味噌がいい香りを発するようになって、暇さえあればくんくんと嗅いでいる。

 

9ヶ月、いろんなことがあった。泣いたり怒ったり理性でコントロールできない感情に振り回されて揺さぶられて夢もたくさん見た。なんでかわからないけど涙が出ていますとイスラエルでの森山未來の言葉もわかる。理屈なしにもぎ取られそうな勢いでやられて傷付くこともある。そういうとき味噌、と思う。わたしは熟成過程の味噌で、暑い夏も寒い冬も越して発酵して醸造される味噌で、味わい深くなるための試練なら皺まで刻み込んでやるという意気込み。うそ、いつもはそんなに強くない。

 

楽あれば苦あり/苦あれば楽ありとか陰陽とか、楽しいことばっかりやってたらどうなるの、教訓のふりした脅しですかって話で好きじゃないけど、この苦しみもまろやかな旨味になるためのスパイスって希望を持つくらいは許されてくださいどうか

 

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